バルブ専門メーカー GEMÜ は，電動アクチュエーター GEMÜ eSyLite 用にさらに 3 つのバルブタイプを追加し，バルブの選択肢を拡充しました。電動バルブの選択肢が広がることで，プラントエンジニアとプラントオペレーターは適切なソリューションをより簡単に見つけられるようになります。

従来のプラスチック製ダイアフラムバルブ GEMÜ R629 eSyLite に加えて，ステンレス製ボディのダイアフラムバルブ GEMÜ 629 と簡単な電動式開閉アプリケーション向けグローブバルブ GEMÜ 519 および 529 もご利用いただけるようになりました。

合計 4 つの GEMÜ eSyLite バルブにより，プラントエンジニアとプラントオペレーターは電動システムをこれまで以上に効率的に使用できるようになりました。たとえば電力を比較的多く消費する大口径のソレノイドバルブを備えたプラントでは，eSyLite シリーズのGEMÜ グローブバルブが費用対効果の高い選択肢となります。低頻度の開閉サイクルと中程度の開閉速度の場合，このバルブは，ソレノイドバルブと同様に高い精度で遮断動作を行い，同時に低い電力消費量によって運転コスト面でも優れています。これまで電動式ボールバルブに代わる低コストの選択肢がなかったアプリケーションにおいても，GEMÜ eSyLite シリーズはプラントの最適化の新たな可能性を切り開きます。たとえば，新しい eSyLite バルブの使用により，自動化をさらに進めることができます。これまで，空気操作式バルブを使用できず，代わりに手動バルブを使用せざるを得なかったアプリケーションにおいても，電動式の代替品を使用できるようになり，それにより低コストでシステムを自動化することが可能になります。

新しいバルブは，GEMÜ eSyLite シリーズを補完します。この堅牢なセルフロック式電動リニアアクチュエーターは，過負荷保護を含む安全スイッチオフ機能を備えています。開閉を目視確認できるポジションインジケーターと手動開閉機構が標準装備されています。オプションで，ポジションインジケーター GEMÜ 1215 付きまたは非常用電源モジュール内蔵の GEMÜ eSyLite drive もご用意しています。