バルブ専門メーカー GEMÜ の BB0Fシリーズの新しいボールバルブは，豊富な構成，構造および作動バリエーションにより，化学産業のさまざまなアプリケーションに対応可能です。

流体に接触するシートシールは，標準バージョンでガラス繊維強化 PTFE（強化 PTFE）製となっています。これにより流体の変更の際の素材の耐性が優れたものとなり，広範な用途への対応が可能になり，危険な流体を取り扱う際の安全性も高まります。ステンレス製のボールバルブは，-40 °C ～ 220 °C の温度におけるアプリケーションでの使用に適しています。

このボールバルブのハウジングは 2 ピース構成となっていて，接続部は 1 つだけで，信頼できる高い密閉性を保証します。標準仕様で API 607 および DIN EN ISO 10497 のファイヤーセーフ認証を取得しており，ハウジングシールとシャフトシールはグラファイト製になっています。 

あらゆる種類の生産設備において火災の危険は存在しますが，多くの領域およびプロセスにおける防火対策は非常に重要な役割を果たしています。そのような使用環境においては，GEMÜ BB0F のような耐火性に優れたバルブが正しい選択肢となります。このボールバルブは，呼び径 15 A ～ 200 A，フランジ接続部 ANSI Class 150 および PN40/PN16 のものをお求めいただけます。 

化学産業での用途の他に，暖房システムおよびビル設備でもご使用いただけます。 

新しい GEMÜ BB0F シリーズには，手動操作式ボールバルブ GEMÜ B2F，空気操作式ボールバルブ GEMÜ B4F，および電動式の GEMÜ B6F が用意されています。